カニの漁獲量と輸入量

北海道産ズワイガニの漁獲量と主要水揚げ地

2016/11/30

北海道におけるズワイガニの漁獲量は急速に減少しています。1991年、1992年の漁獲量は年間12000トンを超えていましたが、近年では数十分の一近くまで減少し130~500トンの間を推移しています。図はロシア産冷凍ずわいがにの輸入量、ロシア産冷蔵ズワイガニの輸入量、北海道産ずわいがにの漁獲量を比較したものです。北海道産ズワイガニの数量はロシア産ズワイガニの数量と比べものににならないほど少量になってしまったことがわかります。道内での主要水揚げ地は網走市、紋別市です。2013年の水揚げ量は各々121トン、26トンです。

国内ではたくさん獲れるところはあります。農林水産関係市町村別統計(平成25年度)によりますと、鳥取県岩美町で865トン、兵庫県新温泉町で443トン、兵庫県香美町で420トン、福井県越前町で385トン、日本国内全体では4038トンの水揚げがありました。名称に関しては関西では松葉ガニ、福井では越前ガニと呼ばれています。

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注1) ズワイガニの輸入数量は財務省貿易統計による。実行関税率表において、冷凍ズワイガニのコードは0306.14.020である(オピリオ種、バルダイ種、トゲズワイガニ、ベニズワイガニの合計)。冷蔵ズワイガニのコードは0306.24.129である(オピリオ種、バルダイ種、トゲズワイガニの合計。ベニズワイガニは含まれない)。
注2) 北海道産ズワイガニの漁獲量は北海道庁の水産統計による。

※冷蔵ズワイガニのHSコードの解釈が誤っていたので統計データを修正いたしました。

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