中国飯店 六本木店で上海蟹のコース[翡翠]を食す
中国飯店は創業約40年の歴史を持つ老舗高級中華料理屋さんです。上海、北京、広東、香港などから一流料理人を招き、各地の料理を提供してくれるので、様々な味が楽しめます。中華圏まで出かけていって食べる場合、上海料理屋は基本的に上海料理しかありません。中華料理という雑なカテゴリーではなくて細分化されてますからね。日本にいるからこそ、各地の名品を織り交ぜたコースとして楽しめることができるわけです。
さて今回は六本木店の上海蟹コース。筆者にとっては高嶺の花のお店で、そうやすやすと行くことはできませんが、カニに突っ込むカネに糸目をつけないNチャンが突撃してきた内容を代理でご紹介させて頂きます。
こちらの上海蟹コースは紫苑、琥珀、翡翠、瑠璃の4種類あります。オイ、漢字読めなんだけど。しおん、こはく、ひすい、るり、と読みます。以下が各コースのメニュー写真となります。
Nチャンが頼んだのは2番目にお値段の張る「翡翠」でした。メニューは以下の通りであります。
上海蟹コース[翡翠]お一人様 \28000 (税・サービス料別)
・上海蟹の紹興酒漬け入り 前菜の盛り合わせ
・海老すり身と山芋豆腐の揚げ物、特製スパイスかけ
・ふかひれの姿煮込み
・上海蟹の夫婦姿蒸し
・焼き立て 北京ダック
・牛すね肉のフルーツソース煮込み、豆苗添え
・上海蟹ミソ入り大根パイ
・上海蟹ミソあんかけつゆそば
・本日のデザート
高級店でパシャパシャ写真撮影するのは大変野暮なため、上海蟹の夫婦姿蒸しと上海蟹ミソ入り大根パイだけを送ってきてくれました。
上海蟹の料理法のうち、もっとも蟹本来の味を楽しめるのは「蒸し」であります。またオスとメスでは味が異なるため、夫婦姿蒸しという名のオスメス両方一撃で楽しめる料理法は、上海蟹好きにはたまらないわけです。
メスはカニ味噌と濃厚な味わいを持つ内子の味のハーモニーが楽しめます。旬は10~11月ですので細かい話を言い出すと旬をちょっと過ぎてます(カニ味噌が減って内子の割合が増える)。オスは白子の味わいが素晴らしい。オスの旬は12~1月です。Nチャンはオスが好きなので(いろんな意味ありそうw)、12月まで待ってから突撃したようですね。さすがグルメだわ。
気になるメニューがこれ。上海蟹ミソ入り大根パイ。
中にはもちろん、カニ味噌たっぷり入ってます。(写真映り、あまりよくなくてスマンな)