カニお取り寄せ実践ブログ

グルメネット北海道の浜茹で毛ガニ通販報告!

グルメネット北海道から「毛がに姿(浜茹で)1尾/500グラム前後」をお取り寄せしてみました。専用生簀から活きの良い鮮度抜群の毛蟹を厳選し、注文後、絶妙な塩加減で浜茹でして、冷蔵便でお届けしてくれるモノです。お値段は4428円+送料1200円で合計5628円でした。注文は10/15(木)の午後2時にネットで注文。注文確認のメールが即座に来たので、すぐにジャパンネット銀行で代金を振り込みました。翌金曜でなく週明けの10/19(月)に入金確認のメールが来ました。
着指定は10/24(土)午前としました。前日の午前中に「ご注文された商品を発送致しました」と題するメールが来ましたが、残念ながら荷物を追跡するための伝票番号は記載されておりませんでした。下の図は届いた後に伝票番号から発送状況を見た結果です。グルメネット北海道の所在地である苫小牧から発送され、千歳を経由して羽田に送られています。北海道から関東に確実に短時間配達するためにヤマト航空便で送ってくれたようです。送料ちょっと高いなあと思いましたが浜茹で毛ガニを新鮮なうちに届けるためですね。金曜午前に苫小牧から出荷し、時間指定通りの土曜午前に関東地方某所にお届けしてくれるのなら文句なしだと思いました。
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届いた毛ガニの発泡スチロール箱
毛ガニが届きました。
茹でガニの冷蔵タイプなので、一度も冷凍を経ておらず新鮮なおいしさが期待できそうです。北海道からの空輸品。蓋を開けるとすぐにカニのおいしそうな匂いが広がりました。中には緑の紙に包まれた丸いものがコロンと入っていましたが、広げると蓋のサイズと同等の立派な毛ガニです。幅が25cm近くあり、我が家の丸い大皿でもはみ出します。横長の大角皿ならぴったりの大きさでした。 大きさの割にズシリと来ます(計量すると530gありました)。甲羅がやや縦長のコロッケのような形をしていますので間違いなく毛ガニです。外見が似ている安いクリガニは横に尖がった甲羅が特徴で、身が少なく味も大きく劣ります。スーパーではたまに千円前後で毛ガニと誤表示して売っていることがありますので要注意です。
毛ガニの採寸
お皿の上の毛ガニの表と裏の様子
茹でてありますので、さばいて食べるだけです。さばくにはまずひっくり返します。三角ビラをはがし、ハサミと足をひとまとめに持って手前に起こすようにバリッと本体からむしり取ります。トゲが痛いので、おしぼりなどで包んで持つと良いかもしれません。甲羅には左右に方の肉が詰まっていた部分が空洞になり中央にはカニみそがたっぷりと残っていました。水っぽい部分は全くありません。次に、ハサミと足を1本ずつ外していきます。これも簡単にむしれますが、料理バサミで関節を切ってもいいでしょう。肩は包丁で縦割りにします。足にも裏側の柔らかいほうから切れ込みを入れます。出刃包丁があれば理想的ですが、文化包丁の根元に近い部分を使ってポンと叩くと割と簡単に切れます。ハサミのほうはやや硬いですが何とか切れました。
浜茹で毛ガニをばらした様子
早速いただきます。毛ガニはズワイガニやタラバに比べると小ぶりですが、独特の味の濃さや明瞭なカニらしい香りにおいてカニの王様と言っていいと思います。また、繊維が細かく上品な食感も他のカニにはないものです。上手に塩茹でされていましたので、ポン酢など何もつけずにこのままで食べるのがベストです。びっしりと身が詰まっていますので、大きさからは想像以上の食べ応えもありました。久しぶりの毛ガニなので感動的なおいしさです。以前、函館の朝市で食べた浜茹での毛ガニの味を思い出しました。味は同じで身がぎっしり詰まっているという点では今回のほうが上かもしれません。価格的にも半額という感じがします。この通販は大当たりでした。
毛ガニの甲羅酒
最後に甲羅に熱燗を入れて飲みました。わずかに残ったカニみそが溶け込んでいて酒飲みにはたまらない味です。貧乏性なので、もう1杯飲みたくなり、今度は冷酒を入れて電子レンジで50秒加熱。すると、甲羅も一緒に加熱されるのでレンジの扉を開けたとたんにカニの芳香で部屋が満たされます。カニみその味はすでに一杯飲んでますので半減しますが、酒にも香りがたっぷり移っており十分おいしいです。この加熱法はお勧めです。
以上、高級な毛ガニを久しぶりに堪能できました。

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